ドル円

ドル円週間レポート               8月6日更新  

まずは108円前半まで下落するのではないか。

詳細




図1

7月高値から金曜日までをカウントしたのが上の図1である。

前回のレポートでは(iii)としているところをマイニュートi波 (以下 ◯iとする) としていたが、チャネルラインと下落に対する戻りを考えると、7月24日につけた110.61円を◯i波の終点とカウントを修正した。◯ii波はダブルジグザグ、◯iii波の副次波(ii)がフラットで金曜日高値から(iii)が始まっていると考えている。

その後の進行は以下の3つのシナリオを考えている。



図2

これは2015年高値からのプライマリーⒷ波がジグザグを形成中で、現在はその(C)波をインパルスで進行しているとした想定である。この想定では、すでに(C)波の3波の副次波のマイニュートiii波を進行中であり、「サード オブ ア サード」と呼ばれる強い下落が始まったところと考えている。

この場合、100円を割った辺りがマイニュートiii波の終点と考えているが3波全体は97円前半付近まで落ちると想定している。


図3



こちらは2015年高値からプライマリーⒷ波がトライアングルの想定のカウントで、現在(C)波のC波のインパルスを形成中というカウントである。こちらの下落目処は104円半ばを想定している。


図4


この想定は図3と同様、プライマリーⒷ波がトライアングルの想定だが、(C)波のB波がまだ途中で、B波はジグザグ-x-フラットのダブルスリーを形成中というカウントである。この場合、108円前半までの下落の後、114円半ばを目指す上昇が起きると考えられる。

今回のレポートでは、1月高値から4月安値までを図2では1波、図3と図4ではA波としたが、両方ともリーディングダイアゴナルとカウントしている。しかしこの波動はダブルジグザグともカウントできる。その場合はプライマリーⒷ波トライアングル説が有力になるだろう。(古畑)

日本エリオット波動研究所

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